🌐起業が熱い!大学コンソーシアム八王子「学生スタートアップセミナー」登壇レポート|東京 女性診断士が解説

大学生と「起業」と向き合った熱い3時間半
2025年9月21日、東京たま未来メッセにて、大学コンソーシアム八王子主催の学生向け起業セミナーに講師として登壇させていただきました。
「自分を知り、学び、挑戦する」をテーマに、起業に関心のある学生30名とともに、セルフブランディングから実践的なビジネスプランまで、濃密な時間を過ごしました。
セミナーの核心:「起業は特別じゃない」
今回のセミナーで最も伝えたかったメッセージは、「起業は特別な才能がある人だけのものではなく、自分らしさと身近な課題を解くところから始まる」ということ。
そして「小さくても、行動をはじめること」。
参加者の約6割が「起業に関心あり」、そして6割以上が「就職と起業の両方」を視野に入れているという事前アンケート結果からも、現代の学生が多様なキャリアの可能性を模索していることがわかりました。
プログラム構成
前半:セルフブランディングワーク
まず取り組んだのは「自分を知る」こと。

- 価値観の発見:24の言葉から自分にとって大事な5つを選び、行動の原動力を明確化
- 強みの言語化:STAR法を使って、日常の経験から「人の役に立つ力」を抽出
- 興味と社会課題の接続:好きなことから「誰が困っているか?」を考えるプロセス
「価値観×強み×興味」の3つが交わるところに、自分らしい起業アイデアが生まれる——この考え方を、具体的なワークを通じて体感してもらいました。
中盤:先輩起業家の体験談
帝京大学卒業生の城山友里絵さん(アパレルブランド「REZZATURA」代表)から、学生時代の想いを形にした起業ストーリーを共有。
「明日やろうは、バカヤロー」という言葉で、多くの学生が「ハッ」と目を覚ましたように感じられました。
苦しいことはあってもあきらめず、粘り強く進めていく城山さんのリアルな成功と苦労を聞くことで、「起業は自分たちにとっても可能性がある」という実感が参加者に広がったのではないでしょうか。
後半:チームでビジネスプランづくり
八王子の喫茶店「サクラ」を題材に、実際のビジネス再生プランを各チームで考案。
ビジネスの4つの問い
- 誰の(ターゲット)
- どんな課題を(ニーズ)
- どう解決する(サービス・工夫)
- どう儲ける(収益の仕組み)
学生たちは、インバウンド観光客向けのカフェ、子育て世代向けスペース、高齢者と若者世代をつなぐ部屋貸しパックなど、多様で実現可能性の高いアイデアを次々と発表してくれました。
印象的だった学生の変化
セミナー前 :「起業に興味はあるけど、何から始めればいいかわからない」 「自分にできるかな...」
セミナ後 : 「チームでアイデアを形にする楽しさを実感できた」 「まず小さく動いてみようと思う」
このセミナーから見えた、起業家支援への示唆
学生向けセミナーで感じたのは、「自己理解」と「小さな一歩」の重要性です。
これは、私が日々サポートしている女性起業家の皆さんにも共通するポイント。
自分を知ることが、すべての出発点
- 自分の価値観・強み・興味を言語化できると、ビジネスの軸がブレない
- 「好き」と「得意」と「社会課題」が重なる領域に、継続できる事業がある
完璧を目指さず、まず動く
- 「売上 − 費用 = 利益」の基本を押さえたら、小さく試してみる
- 仲間と対話しながら、アイデアをブラッシュアップする
発信することで、つながりが生まれる
- セルフブランディングは「自分を知る × 相手に伝える」の両輪
- 自己紹介30秒、理念をキャッチコピー化——これができると、機会が広がる
最後に
今回のセミナーを通じて改めて感じたのは、起業に必要なのは、特別な才能ではなく「自分らしさ」と「一歩踏み出す勇気」だということ。
女性起業家の皆さんも、家庭や育児と両立しながら、限られた時間の中で成果を出そうと日々奮闘されています。
「最小の労力で最大の成果を出す戦略」 「想いをカタチにする実践的なサポート」
これが私の専門分野です。
もし、あなたが
- 起業アイデアはあるけど、どう形にすればいいかわからない
- 自分の強みや価値観を整理したい
- SNSやマーケティングの戦略を立てたい
そんな想いをお持ちなら、ぜひお気軽にご相談ください。
一緒に、あなたらしいビジネスを創っていきましょう!
東京在住 女性中小企業診断士 伊藤明子(はるこ)
TOKYO創業ステーションTAMA プランコンサルタント
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