【女性 中小企業診断士がおくる】支援の現場で教わった『バウンダリー』というやさしく働き続けるための心のスキル

女性中小企業診断士による40代・50代起業支援

🌸 バウンダリーって?

東京・多摩を拠点に活動している、女性 中小企業診断士のはるこです。
「支援の現場って、人生の教室みたいだなぁ」と感じる今日この頃…。
今日は、女性 中小企業診断士としての現場で学んだ、
“がんばりすぎない働き方”のヒントをお届けします。

キーワードは 「バウンダリー」「セルフコンパッション」
どちらもクライアントさんから教えてもらった
「やさしく働き続けるための心のスキル」です🌿


💼 女性 中小企業診断士の支援先の現場で教わったこと

先日の個別支援で、印象的なエピソードがありました。

「がんばりすぎて疲れてしまう女性を癒したい」
という想いで起業した方が、
「がんばりすぎて迷走してしまう起業初心者を支えたい」
という新たな挑戦に進もうとしていたのです。

その中で出てきたのが、「バウンダリー」と「セルフコンパッション」という2つの考え方。
支援者としてお話を伺いながら、私自身も深く共感し、すぐに調べ直してみました。

とても役立つ&共感できる考え方だったので、こちらのブログでシェアさせていただきます!


🪞 バウンダリーとは?

自分と他人の間に引く“心の境界線”のこと。

やさしい人ほど、相手の期待や気持ちを受け止めすぎてしまいます。
でも、それは悪いことではなく、ただ「境界線を意識していないだけ」なんですね。

たとえば…

💬 バウンダリー“なし”と“あり”の違い

状況バウンダリーなしバウンダリーあり
DMやメッセージ対応すぐに返信。夜中でも対応してしまう「明日まとめて返信しよう」と切り替えられる
お客様の悩み自分のことのように抱え込み、疲れてしまう共感しながらも「その人の人生の一部を支援している」と客観視できる
SNSで他人の投稿を見ると「自分はまだまだ…」と焦る「あの人も頑張ってる。私は私のペースで」と穏やかに見られる
スケジュール管理相手の予定を優先し、自分の時間がなくなる「この日はオフ」と線を引いて、自分の時間を確保できる
感情の状態消耗・焦燥・罪悪感安心・充実・持続力

バウンダリー無しの状態が続くと、気づかないうちに自分のエネルギーがすり減っていきますよね…。


🌿 セルフコンパッションとは?

自分にも思いやりを向けること。

結果を出そうと頑張る日々の中で、
「できなかった自分」を責めてしまうことってありますよね。

でも、そんなときこそ
「よくここまで頑張ったね」と、自分に声をかけてあげる。

その小さな“やさしさ”が、次の一歩を踏み出すエネルギーになります。

今日からできる3ステップ

1️⃣ 「疲れてるな」「焦ってるな」と気づく
2️⃣ 「そう感じるのは自然だよ」と受け止める
3️⃣ 「ここまでよくやったね」と声をかける


🕊 バウンダリー × セルフコンパッションが教えてくれること

この2つを意識するようになってから、
「支援」と「経営」どちらにも共通する真理があると感じました。

“自分を整えることが、他人を支える力になる。”

バウンダリーで距離を保ち、
セルフコンパッションで自分を労わる。

そのバランスがあると、
相手の感情に飲み込まれず、
穏やかに、長く、良い仕事を続けられますよね。


💬 最後に

支援の現場では、経営数字やマーケティングの話が中心になりますが、
こうした「心の整え方」も、同じくらい大切だと感じます。

自分の境界を守ること。
自分に優しくすること。

どちらも、実は経営スキルの一部。
心の安定が、行動の継続力と信頼につながります🌸

“やさしさ”と“自己犠牲”は違う。
他人との境界を穏やかに引くことが、自分を大切にする=相手も大切にできる第一歩なのかもしれません。


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