🌸 【女性中小企業診断士の働き方リアル】学び・趣味・興味が“全部”仕事になる。女性中小企業診断士の“芸の肥やし”的な働き方

「好き」や「興味」がそのままクライアント支援になるという働き方
女性中小企業診断士として独立してから、仕事を通じて強く感じることがあります。
それは、自分が興味を持って学んだこと/独立準備で身につけたこと/日々の趣味や実験——すべてがクライアント支援に直結している ということです。
いわゆる “芸の肥やし” という表現がありますが、診断士の仕事はまさにその概念と相性の良い職業だと感じています。
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「芸の肥やし」とは?なのですが…。
経験・学び・失敗・日常の気づき——
そのすべてが仕事の質を高める“養分”になること。
良い経験だけでなく、
悩んだ日やつまずきも含めて、
あとから支援の引き出しになる。
診断士の仕事と、とても相性の良い考え方だと思います。
■ 中小企業診断士は「複合スキル」が価値になる職業
多くの専門家は「一つの専門性」を深めて磨いていくスタイルをとると思いますが、一方、中小企業診断士は少し違うのかな?と思っています。
経営者の悩みは、財務・マーケティング・人材・組織・デジタル・現場運営など複数の領域にまたがるため、
- 日々の学び
- 新しく触れたツール
- 自分の興味関心
- 過去の経験
- 生活者視点
- 趣味の延長の研究
- SNSや動画編集の実験
- 読書で得た知識
- 自分で作った資料テンプレ
こうした “日常の点” がそのまま経営支援で使える「資産」になっていきます。
複数の知識や経験を組み合わせて価値にする ——
診断士とは、 複合型に知識を組み合わせる専門職 なのかもしれません。
■ 独立準備で学んだすべてが、いまクライアント支援に活きている
私の場合独立準備の時期、SNS導線、ブログ、LP、Canva、WordPress、Notion、AIなどを、必要に迫られて学び続けました。
- ブログを書けば、文章構造やSEOの理解が深まる
- LPを作れば、UI/UXの勘所が見えてくる
- SNS集客を試せば、導線設計が説明できる
- Canvaでデザインすれば、テンプレをそのままクライアントに渡せる
- 自分のHPを作れば、中小企業の「つまずくポイント」が理解できる
- AIを触れば、文章の型や素材作成に役立つ
これらはすべて現場でそのまま役に立っています。
✔ 自分のブログ → クライアントのブログ改善へ
✔ 自分のCanva実験 → SNS発信の“わかる説明”に
✔ AIノウハウ → 文章添削やプロンプト提供に
✔ 自分の導線改善 → そのままテンプレで提供できる
✔ 自分のつまずき → クライアントの理解につながる
自分のためにやったことが、すべてクライアントのためにもなる。
これこそ一石二鳥、いや三鳥、四鳥、五鳥の状態です。
■ 「趣味」や「興味」も支援に直結していく
私はAIやCanvaが好きです。
新しいツールを試すと、わくわくします。
この“好き”や“趣味”が、そのまま仕事の質を上げてくれます。
中小企業の現場では、
“完璧なプロ品質”よりも“すぐにできる方法” のほうが多く求められます。
- わかりやすい資料
- 自分でも触れるツール
- 無理のない導線
- 最低限整ったデザイン
- SNSを続けられる仕組み
これらを示すことで、クライアントの負担が大きく減ります。
つまり、
私が楽しく学んでいること=クライアントが必要としていること
なのです。
■ 少しだけ、女性診断士ならではの価値について
性別で優劣が決まるわけではありません。
男性や女性といった性別ではなく、個人個人が異なる強みがあります。
ただ、支援の現場では、
女性を主なターゲットにした市場がたくさんある という事実があります。
美容、健康、サロン、和菓子・食品、講座、世界観ビジネス、SNS発信…
これらの業界は、女性が主要ターゲットです。
そのため、“生活者としての女性の感性” が活きる場面は少なくありません。
たとえば:
- 化粧品の成分が気になる
- パッケージデザインに反応する
- 和菓子の季節限定をつい買ってしまう
- クリスマスの子どものプレゼントに迷っている
- エステやサロンの雰囲気に敏感
- SNSの世界観に直感で気づく
こうした日常の“消費体験”は、BtoCビジネスのリアルな参考情報です。
もちろん「女性だから」という話ではありませんが、
日常の生活者感覚が役立つ場面は確かにある
というニュアンスです。
現場感としてのリアルに感じたことを伝える ——
そんな位置づけにも、十分に価値があります。

女性診断士としての働き方に興味がある方は、こちらの記事もどうぞ。
女性中小企業診断士のリアル】全体合格者に占める女性はわずか8.8%(令和3〜6年)─現場で感じる“私らしい働き方”
■ 「芸の肥やし型の専門家」は、これからさらに価値が高まると思う
AIやデジタル化が進むほど、
“幅のある専門性” の価値が高まっていると感じます。
- 相談すると話が整理される
- つまずきに“現実的でできる方法”を示してくれる
- 導線・デザイン・実務をまとめて見てくれる
- 気持ちに寄り添いながら進められる
とくに女性の起業家支援や小規模事業者では、こういった現実的で複合的な視点での支援が強く求められていると感じています。
■ 最後に
独立してから、私は毎日のようにこう感じます。
「昨日学んだことが、今日のクライアントを助けている」
診断士という仕事は、
- 自分の学びが
- 趣味が
- 興味が
- 実験が
- 発信が
- 生活者としての経験が
全部仕事の価値につながる職業です。
これからも私は、
“芸の肥やしをそのまま仕事にできる診断士”
として、中小企業と女性起業家の伴走を続けていきたいと思います。
\ もし、今のあなたの“芸の肥やし”を仕事に変えたいと思ったら /
私は、女性起業家や小規模事業者の
「やりたい・できる・届けたい」を一緒に整えていく
伴走スタイルの診断士です。

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