40代女性中小企業診断士として起業1年。独立して分かった、きれいごとではない現場のリアル

きれいごとではない現場のリアルとは?
「独立して1年」と聞くと、
「もう軌道に乗ってますよね?」
「中小企業診断士ならお仕事、たくさんありますよね?」
と言われることがあります。
でも、正直に言うと——
最初の数か月は、ほぼ何も起きませんでした。
社会保険料や年金の高額な支払いを前に、
今までは「会社に守られていたんだな…」と、
じわじわ実感する日々。
今日は、
40代・女性・中小企業診断士として独立して1年経った今だからこそ書ける、
少しだけ現実寄りの振り返りをまとめてみます。
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女性の中小企業診断士として驚いた現場のリアルは
こちらのページにまとめています。⇒
独立してすぐは、想像以上に静かだった
独立した当初の私は、
- 支援に必要なスキルや経験がない
- 中小企業診断士の知り合いも多くない
- 単発でセミナーに行っても、相手にされない
予定表は空白が多く、
「これで合ってるのかな?」と思う日もありました。
やたらと庭いじりをして過ごす日々。
今思えば、
自分がどこにいるのか、まだ誰にも見えていなかった
そんな時期だったのだと思います。

女性診断士の先輩に誘われたことが転機に
流れが少し変わったのは、人との出会いです。
ある女性診断士が、診断士のセミナーにぽつんと座っていた私を、「伴走支援塾」という講座に誘ってくれたのです。
「伴走支援塾」で出会ったのが、コーチング。
「何ができるか」よりも
「どんな支援をしたいか」
「どんな人と関わりたいか」
自分の考えを整理する時間が、
あとからじわじわ効いてきました。
そして沢山の個性あふれる、診断士やコーチに出会うことができたのです。
ここで出会った方々は、今でも宝物のような存在です。
CanvaとAIと出会って、「伝える」ハードルが下がった
同じ頃に出会ったのが Canva とAIです。
デザインが得意だったわけではありませんが、
- 想いを形にできる
- 専門用語を使わなくても伝えられる
- 相手目線で整理できる
「ちゃんと伝えるって、こういうことかも」
と思えるようになりました。
セミナー資料や提案書、SNS発信まで、
CanvaとAIは
今の仕事の土台になっています。
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Canvaは大好きすぎて、今ではセミナーに講師として呼んで頂けるようになりました。
Canvaの魅力についてはこちらのブログにて…⇒
40代女性起業コミュニティに所属
もう一つ大きかったのが、
40代女性起業家のコミュニティに所属したことです。
私もすごく「今のままでいいのかな?」と悩んでいたこともあり
同じような悩みや迷いを持つ人がいて、
無理に背伸びしなくていい空気がありました。
女性向けセミナーに自分自身も参加しながら、「どんな悩みがあるのか?」「どうすれば解決できるのか?」「何が私にできるのか?」…
いろいろなことを学ばせていただきました。
そしてあらためて「私も今後は女性の起業を支援したい」と強く思ったのです。
最初の仕事は、いただいた一件に全集中
少しずつ周りからお声がけをいただき、
起業セミナーで出会った女性起業家さんのご支援が最初の仕事につながりました。
大きな案件ではありませんでしたが、
その一件にしっかり向き合いました。
毎日毎日、その案件のことばかり考えて過ごしていました。
そのご支援をきっかけに、
少しずつ女性起業家さんに声をかけていただくことが増え、
- 3件、4件、5件…
と、女性起業家支援が広がっていったのです。
一人目のお客様に全力で向き合うことは、スキル・発信・実績…
あらゆる解像度をぐっと上げてくれるかけがえのない体験となりました。
公的機関の仕事にも挑戦。アンテナを張る日々
診断士の場合、
12月頃になると、公的機関の募集が少しずつ出てきます。
振興公社さん、よろず支援拠点、中小機構、商工会議所など——。
「何か募集出ていないかな」と、
その時期はほぼ毎日チェックしていました。
応募しても、
- 書類でばんばん落ちる
- 手応えがないまま面接が終わることもある
それでも、
実績を積み重ねていたからこそ、応募できる土俵に立てた
のだと思っています。
今、関わらせていただいている仕事も、
振り返ると、突然舞い込んだものではなく、
それまでの積み重ねの延長線上にありました。

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ありがたいことに独立1年目で沢山の会社の、ご支援に関わらせていただきました。
診断士としてこの1年で感じたこと
この1年で強く感じたのは、
- 全力でやった仕事は、すぐにではなくても、ちゃんと次につながる
- すぐに結果が出なくても、積み重ねた信頼や実績は確実に残る
- 中小企業診断士という仕事は、人との出会いが仕事につながっていく
ということです。
診断士の仕事は、
広告を出したから急に仕事が増える、というものではありません。
- セミナーでの出会い
- 中小企業診断士からの紹介
- 「あのとき丁寧に向き合ってくれた」という記憶
そうした人との接点の積み重ねが、
少し時間差で仕事になって返ってくるのだと感じています。
固定客と新規流入、どちらも欠かせない
支援する立場としても、
自分自身の事業としても、私が意識しているのは、
- 固定客(継続して関係が続く支援先)
- 新規流入(新しく出会う企業・人)
この両方がある状態を保つことです。
固定客だけだと、
いずれ支援は一区切りを迎えます。
新規流入だけだと、
毎回ゼロから信頼を積み上げることになり、続きません。
診断士の仕事は、
「継続」と「出会い」のバランスで成り立っている
——この1年で、実感をもってそう思うようになりました。

40代で独立して、今思うこと
40代での独立は、決して楽ではありません。
でも、
- 経験がある
- 失敗を知っている
- 相手の話をちゃんと聞ける
これは、今の支援に確実に生きています。
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振り返ると「過去の自分ががんばってきたこと」が、今の自分自身を助けてくれているのだと感じます。
おわりに
独立して1年。
今でも「これでいいのかな」と思うことはあります。
毎日「もっと勉強しなきゃ」「もっと知見をためなきゃ」と焦ってばかりです。
それでも、
お客様に「ありがとう」と言ってもらえる仕事を、
一つずつ積み重ねていきたい。
そんな気持ちで、今日も現場に向かっています。

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