【女性中小企業診断士のリアル】独立2年目、セミナー講師の仕事が増えました。でも、毎回スライドが100枚になります。

独立してから、セミナー講師の仕事をいただくようになった話
✳️ はじめに
女性中小企業診断士として独立し、2年目に入りました。
現在は東京・多摩エリアを中心に、
女性の中小企業診断士として、
Webマーケティング・SEO・SNSを軸に
中小企業や女性起業家の支援をしています。
数字や制度だけでは見えない
起業直後の「現場のリアル」と「私らしい働き方」を、
実体験をもとにお伝えします。
実は最近とてもありがたいことに、セミナー講師のお仕事をいただく機会が増えてきました。
テーマは主に、女性の創業支援です。
起業そのものの準備や考え方ももちろん大切なのですが、実際の相談では、やっぱり 販路開拓や集客 が大きな課題になります。
- ホームページを整える
- SEOや検索流入を見る
- SNSやLINEへの導線を作る
- 問い合わせにつながる「構造」を整える
創業支援の現場では、こうしたことがそのまま実務の悩みに直結します。
その流れもあって最近は、集客・Web・SNSといったテーマでお声がけいただくことが増えてきました。
「手を動かす」系では、Canvaのセミナーも担当しています。
発信に苦手意識がある方ほど、Canvaで“まず形にできる”ことがすごく大きいなと感じています。
セミナー講師は、やっぱり簡単じゃない
これは最初からずっと思っています。
セミナー講師って、慣れたらできるというより、ちゃんと技術が要る仕事だな、と。
普通の会社員だと、人前で話す機会って案外少ないですよね。
社内発表やプレゼンはあるとしても、何十人に向けて話して、場を回して、質問も受けて…という経験は、そう多くないと思います。
だから私は、セミナー講師のお仕事をいただくたびに、ありがたい気持ちと同時に、少し緊張もします。
「ちゃんと届けられるだろうか」と。
上手な講師の方を見ると、毎回すごいなと思う
いわゆるプロ講師の方のセミナーを見ていると、本当に学びが多いです。
- 情報を詰め込みすぎない
- 伝えることが、きれいに整理されている
- その場の受講者の状態に合わせて話せる
- 受講者の手元に「大事なもの」がちゃんと残る
特にすごいのは、たぶんここです。
「今日のお土産は何か」が最初から決まっていて、話が迷子にならない
上手な方ほど、「削っている」ように感じます。
情報量を増やさない。
でも、ちゃんと伝わる。
そういえば昔は、パワーポイントなんてなくて、OHPだけでしたよね。
(…って、知らない方も多いでしょうか。)
透明なシートに、ほんの数枚の図やキーワード。
「持って帰れるもの」は、本当に少なかったはずです。
それでも、ちゃんと心に残る研修があった。
たくさん見せることよりも、
何を残すかのほうが大事だったのかもしれません。

私はつい準備しすぎてしまう(そしてスライドが増える)
一方で私は、つい準備をしすぎてしまいます。
テーマが同じように見えても、参加者の層が違うと、背景も違う。
レベルも違う。
そして「今日達成したいゴール」も、微妙に違う。
だから「この人たちに合わせよう」と思って、毎回カスタマイズを重ねてしまいます。
するとどうなるかというと…スライドが増えます。
気づけば100枚近くになっていることもあって、
「私は一体、何を作ってしまったのだろう」と思うこともあります。
(削る勇気と言いながら、まず図解を追加してしまう。たぶん、ここが私の癖です)
資料も準備もばっちり。
なのに当日いちばん刺さるのは、スライドじゃなく“雑談パート”だったりする
これは少し意外だったのですが、何度か経験して気づきました。
準備して、スライドを作り込んで、当日を迎える。
でも、受講者の反応が一番大きいのは、スライドで丁寧に説明した部分よりも、
その場の空気を見ながら話した“雑談パート”だったりします。
例えば今までで一番、受講者の反応が良かった瞬間ですが、こんなことを言ったときです。
「Instagramで上手に作れる人なんて、ほんと一握りです」
その瞬間、会場が少しほっとした空気になったのを覚えています。
みんな心のどこかで
「ちゃんと作らなきゃ」
「上手にできなきゃ」
「センスがないと無理なのかな」
と思っている。
そこに「うまくできないのが普通」と言われたことで、
肩の力がふっと抜けたんだと思います。
この反応は、スライドを増やすことでは生まれませんでした。
むしろ、余白があったから出てきた一言だったのかもしれません。
中小企業診断士として「伝える力」を磨きたい
中小企業診断士の仕事は、1対1の伴走支援が中心になることも多いですが、
一方で「1対複数に伝える力」もすごく大事だと感じています。
セミナーは、同じ時間で届けられる人数が増えるぶん、インパクトが大きい。
だからこそ、ここは経験を積んで、少しずつでも上達したいと思っています。
これからの自分へのメモ
今後は、セミナー準備の仕方を少し変えてみようと思います。
- まず「今日のお土産」を、多くても3つまでに絞る
- スライドを増やしすぎない(増やしたら削る)
- 受講者に合わせて“話す”余白を残す
作り込むのは、努力というより癖。
削るのは、技術。
私はその技術を、これから少しずつ練習していきたいです。
そして最後に。
もし同じように、
削る勇気と言いながら図解を足してしまう人、
スライドが気づけば増殖してしまう人、
当日いちばん刺さるのが“雑談パート”だった人、
…いたら、仲間です。
完璧じゃなくても、動ける一歩が残ればいい。
まだまだ未熟ですが、回を重ねながら、少しでも届く時間を増やしていけたらと思っています。
一人でも多くのかたに、一つでもいいから届きますように。
そう念じながら、今日もせっせとセミナー資料を作っています。

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