AIを活用する私は“偽物”？そう感じる理由と、乗りこえるヒント
Ito Haruko
「AIを使うなんてずるい？」と囁かれても、あなたらしさを手放さない方法
「生成AIを使ってるなんて、楽してる」「個性が消えてしまうんじゃない？」
こんな声を耳にしたり、自分自身が後ろめたく感じたりすることはありませんか？
私自身も、AIをうまく使えるようになればなるほど、
- “自分らしさ”がどこかに行ってしまわないだろうか？
- ただの“効率の人”になってしまうのではないか？
と、複雑な気持ちを抱えることがありました。
でも、悩んだけど…やっぱり思うんです。
「AIを使うこと」と「自分らしさを発揮すること」は、ぜんぜん両立できる。むしろ相乗効果がある！ のかもしれない！と。
【なぜ「ずるい」と感じてしまうの？】
- 成果と労力のアンバランス
- 「こんなに短時間でクオリティが出せるのは、正攻法じゃない気がする」という違和感。
- 長年かけて頑張った経験やスキルを“すっ飛ばしてる”ように見える。
- オリジナリティの不安
- AIを使って作った成果物は、「私自身の作品じゃないかも…」という葛藤。
- “自分ならではの工夫”や“自分らしさ”を大切にしてきた女性起業家ほど、この不安は大きいのかも。
- 周囲からの評価
- 「AI任せで楽している」「人の努力を盗んでいるみたい」など、他人の冷ややかな目線を恐れる。
- 新しいテクノロジーは理解されるまで時間がかかりがち。
【どう乗りこえる？ 3つのヒント】
- ゴールを明確にしてからAIを使う
- どんなメッセージを伝えたいのか？ どんなターゲットに響かせたいのか？
- まず“あなたのこだわり”や“ビジョン”をはっきりさせてからAIを活用すると、ぶれないオリジナリティが生まれやすい。
- AIに任せる部分と、自分で仕上げる部分を決める
- たとえば文章の骨子やリサーチはAIにおまかせしつつ、仕上げの言い回しやデザイン感は自分で最終調整する。
- この使い分けが「自分の仕事に対する愛着」と「効率」の両方を叶えるはず。
- “周囲の声”と上手につき合う
- 「ずるい」と言われたら、その背景には新技術への不安があるかもしれない。むしろ情報共有するチャンスと捉えて、一緒に試してみるのも◎
- 自分自身がネガティブな感情を抱いてしまうなら、「やりすぎ？」と感じる自分のラインを決めて徐々に慣れていけばOK。
【あなたの“本質”が大切】
AIはあくまでも道具。
そこに“あなた自身の経験・価値観・世界観”をどう掛け合わせるかで、唯一無二のアウトプットが生まれると信じています。
女性起業家として大切なのは、「どんな世界を作りたいか」「誰を笑顔にしたいか」という想いだからこそ、その要となるビジョンさえ失わなければ、AIという新しいツールはあなたの可能性を何倍にも広げてくれるはずです。
【最後に】
「生成AIはずるい」という声は、過渡期ゆえの自然な反応かもしれません。
でも、その“ずるい”を超えた先には、あなたの未来をもっと輝かせるチャンスが広がっています。
「AIを使って、もっと自分の色を出せる。」
そんな視点で一歩踏み出してみませんか？
