女性中小企業診断士が教える|成果を出すLPのつくり方~PASONAの法則とPASBECONAで「伝わる順番」を整える~

「LPを作ってみたけど、なかなか反応が出ない」
「デザインはいいのに、お問い合わせが増えない…」
そんなお悩みも、よく聞きます。
実は、LPには“伝える順番”の型(フレーム)があるんです。
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このフレームをChat GPTなどに伝えると、一気に伝わるLPの素材が出来上がります!
🌱 「PASONAの法則」ってなに?
マーケティング界の定番中の定番。
日本を代表するマーケター神田昌典さん(アルマ・クリエイション代表)が提唱した、
「人が行動したくなる流れ」を体系化した文章構成の型です。
セールスレターやLP(ランディングページ)など、
“1ページで相手の行動を促す”場面でとてもよく使われます。
💡 PASONAの法則(基本の6ステップ)
- Problem(問題提起)
「こんなお悩み、ありませんか?」と問題を提示する。 - Affinity(親近感・共感)
「私も同じでした」と共感し、距離を縮める。 - Solution(解決策)
「こうすれば解決できます」と方法を提案する。 - Offer(提案)
具体的なサービス・プランを紹介する。 - Narrow Down(絞り込み)
「こんな方におすすめ」と対象を限定する。 - Action(行動喚起)
「今すぐお申し込みください」と行動を促す。
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LPの文章って、全部これで説明できるくらい万能なんですよ✨
🚀 進化版「PASBECONA(パスビーコーナ)」も知っておこう
そんな万能なPASONAが、さらに時代に合わせて進化したのが、PASBECONA(パスビーコーナ)です。
PASONAをベースに、「証拠」「利得」「内容」などの信頼パーツを加えた型です。
💡 PASBECONAの9ステップ
- Problem(問題):悩みを明確にする
- Affinity(親近感):共感・親近感を伝える
- Solution(解決策):解決の方向性を示す
- Benefit(利得):得られる未来・変化を見せる
- Evidence(証拠):実績やお客様の声を出す
- Contents(内容):サービスの中身を透明化する
- Offer(提案):条件や特典を提示する
- Narrow Down(絞り込み):対象や期間を限定する
- Action(行動):最後の一押しで動かす
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PASBECONAはより細かく“信頼を積み上げる型”ってイメージがあります。
💻 例:起業支援セミナーのLPを作る場合
ステップ | 書き方の例 |
---|---|
P:Problem(問題) | 「起業を考えているけれど、何から始めればいいのかわからない」 |
A:Affinity(親近感) | 「実は多くの女性起業家が、最初は同じ不安を感じています」 |
S:Solution(解決策) | 「3ステップで起業の方向性を整理できるセミナーを開催します」 |
B:Benefit(利得) | 「自分の強みとビジネスアイデアが整理され、次の行動が明確になります」 |
E:Evidence(証拠) | 「過去の受講者80%が3か月以内に初契約を獲得!」 |
C:Contents(内容) | 「ワークシート・個別相談・交流会の3部構成」 |
O:Offer(提案) | 「今回限定で無料体験セッション付き」 |
N:Narrow Down(絞込) | 「起業準備中の女性限定、先着20名」 |
A:Action(行動) | 「今すぐ下のボタンからお申し込みください」 |
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フレームに沿って整理するだけで、“なんとなく”じゃなく、“伝わる順番”ができるんです👏
考え方の整理にばっちり使えます。
🌸 どっちを使えばいいの?
- 初心者ならまず PASONAの法則(6ステップ)
- 慣れてきたら PASBECONA(9ステップ)
という使い分けで十分OKです。
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まずはシンプルに、“問題→共感→解決”だけでもいいと思います。
それだけでLPで、あなたの商品サービスがしっかりと伝わり変わりますよ😊
💡女性中小企業診断士はるこが必ずチェック!LP改善のポイント
- ターゲットをできるだけ“1人”に絞る
→ 書き手が誰に話しているかが明確なLPは強い。 - 行動導線を迷わせない
→ CTA(申し込みボタン)はファーストビュー(最初に表示される箇所)と、ページ中盤と末尾の2~3か所に。 - 信頼の根拠を言葉と数字で見せる
→ 「お客様の声」「実績数」「資格」「メディア掲載」など。
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わたしはいつもここをチェックしています!ファーストビューのCTAは特に大切です!

でも、ページに人が集まり“安定して成果が出る”仕組みづくりには「検索(SEO)集客」も欠かせません。
「LP設計+SEO集客」の両輪で、さらに反応率UPを目指したい方には下記の記事もおすすめです。
✨ まとめ:型を知ると、言葉に迷わなくなる
LPの文章がまとまらないときは、
“何を書くか”より“どんな順番で書くか”を意識してみてください。
PASONAやPASBECONAは、
まさに「伝える順番を整える」ための地図のようなもの。
💬(はるこ)
「型に沿うと、スルスルと言葉が出てきます。
そして、“自分らしいLP”ができあがります🌷」
📘 出典
- PASONAの法則:神田昌典氏(アルマ・クリエイション代表)による提唱
- PASBECONA:同氏による、PASONAの法則を発展させた現代型フレームワーク
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マーケティング環境が大きく変わり、
「一方的に売り込む」よりも
「信頼・共感・納得」を重視した購買行動が増えたことを受けて、神田さんご自身がセミナーや著書の中で
「PASONAの法則をさらに進化させた“PASBECONA”という型がある」
と紹介するようになったそうです。
🌷 今日のまとめ
「PASONA」は人の心を動かす基本の型。
「PASBECONA」は信頼と共感、納得感を高める進化型。
型を知ると、LPづくりはもっと“あなたらしく”なっていきます。
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“女性中小企業診断士”として、これからも“伝わるページ設計”を応援します💪

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