SEOもSNSも広告も。中小企業のWebマーケティングは「総合格闘技」では?と思う理由【中小企業支援の現場から】

中小企業のWebマーケティングは総合格闘技

中小企業のWebマーケティングは、ひとつの技じゃなくて「組み合わせ」だと思っている話

こんにちは。
女性中小企業診断士の はるこ です。

東京・多摩エリアを中心に、
小さな会社のWebマーケティングや、女性起業家さんの支援をしています。

最近、小さな会社さんからWebマーケティングの相談を受けていると、
ふと、こんなことを思うことがあります。

中小企業のWebマーケティングって、
なんだか総合格闘技みたいだな、と。

現場を見ていると、
ひとつだけ頑張っても足りなくて……
総合格闘技みたいじゃないと、勝てない気がするんですよね。

ハルコアラ先生

その感覚、かなり本質を突いています。
中小企業のWebマーケティングは、
どれか一つではなく、どう組み合わせるかが問われやすいんです。


SNSが得意、広告が得意、SEOが得意

そもそも、Webマーケティングの領域って、
とても広い。

SNS、広告、SEO、サイト、LINE、分析…。
正直なところ、
一人の人間がすべてを完璧にカバーするのは、
かなり難しい世界だと思っています。

SNS運用が得意な人。
広告の運用が得意な人。
SEOに強い人。
サイト構築が専門の人。

Webマーケティングの世界には、
本当にいろいろな「得意分野・専門分野」があります。

大きな会社や、すでにマーケティング体制が整っている会社であれば、
・戦略は社内で決まっていて
・役割分担も明確で
・「この部分だけお願いします」と外注する

予算も大きく、そんなやり方がとても合理的です。

でも、中小企業では
そうはいかないケースの方が多いと感じています。

小さな会社の相談って、
『Webを直したい』
『Instagramをやりたい』
みたいに、部分から始まることが多い気がします。

ハルコアラ先生

ええ。
それは“やりたい施策”が先に見えていて、
“解くべき課題”がまだ言葉になっていない状態ですね。

あぁ…。
話を聞いていくと、
『なぜそれをやりたいのか』のところで、
みんな少し立ち止まる感じ、あります。

ハルコアラ先生

そこを一度整理してからでないと、
どの施策を選んでも、
力が分散してしまいやすいんです。


中小企業は「何が課題か」から一緒に考えることが多い

実際のご相談では、

  • がんばっているのに、成果が見えない
  • WebもSNSもやっているけれど、手応えがない
  • 何から優先すればいいのか、わからなくなっている

こういった状態からスタートすることが少なくありません。

これは、仕組みがまだ整っていないだけのことがほとんどです。

だから必要なのは、
「SNSを強化しましょう」「広告を出しましょう」という単発の話よりも、

  • 今、どこが詰まっているのか
  • どんな打ち手が考えられるのか
  • 今の会社の規模やリソースに合うのはどれか

そんな全体像を整理する視点だと思っています。


Webマーケティングは、部分技ではなく「全体の設計」

SNSは、何を担うのか。
広告は、どんな役割を果たすのか。
SEOは、どの時間軸で効かせるのか。
Webサイトは、何のために存在するのか。
LINEは、どのタイミングで使うのか。

どれも大切です。
でも、単体でがんばっても、うまく噛み合わないことがある。

だから私は、
中小企業のWebマーケティングを「総合格闘技」なのかな?と考えています。

ひとつの技だけ強くても勝てない。
でも、すべてを完璧に極める必要もない。


何もかもをハイレベルでやる必要は、ないし
そんなことができる人はほんの一握り

中小企業のWebマーケティングでは、

  • SNSのプロである必要はない
  • 広告運用の専門家である必要もない
  • SEOスペシャリストになる必要もない

と、私は思っています。

ただし、

それぞれが何を担っていて、
どう組み合わせると効果的かを理解していること

これは、とても大切。

  • サイトは「安心してもらう場所」
  • SNSは「人となりを伝える場所」
  • 広告は「必要なときの後押し」
  • SEOは「探している人と出会う手段」
  • LINEは「関係をつなぐ場所」

そんなふうに、
役割を整理して考えるだけで、見え方は変わります。

正直、
全部を高いレベルでやろうとすると、
一人ではかなり大変ですよね……。

ハルコアラ先生

その通りです。
だからこそ、
全部やるのではなく、どこまでやるかを決める
それが現実的な戦い方になります。


広く浅く、でも「今の最適解」を組めること

正直に言うと、
Webマーケティングのすべてを理解することは難しく、
この考え方は、簡単ではありません。

私自身も、もちろん
得意な分野もあれば、苦手な分野もあります。

だから私は、
「全部を極める」ではなく、

スタンプラリーのように、
少しずつスキルセットを増やす

そんなイメージでやってきました。

  • これは判断できる
  • これは一緒に考えられる
  • これは外部の専門家にお願いした方がいい

そうやって、
今の会社に合う形を組み立てていく


中小企業のWebマーケは「柔軟な編集」の仕事

中小企業のWebマーケティングは、
精緻さや効率化を突き詰める世界ではなく、

状況に合わせて、組み替え続ける世界だと思っています。

専門家を集めることよりも、
「今は何をやらないか」を決めること。
「今はどこに力をかけるか」を整えること。

その全体を、
一緒に見渡して、考える役割。

私は、
そんな関わり方を大切にしています。

強くなる、深く掘る、というより……
状況に合わせて戦い方を変える感じですね。

ハルコアラ先生

まさにそうですね。
中小企業のWebマーケティングは、
複数の手法を“どう並べて使うか”を考える仕事。

戦略というより“編集”に近いかもしれませんね。


最後に

全部を完璧にやる必要はありません。
でも、全部を知らずに選ぶのは、もったいない。

強さより、しなやかさ。
正解より、今の最適解。

中小企業のWebマーケティングは、
そんな世界だと思っています。

まだまだレベルアップが必要だな、と感じる日々ですが、
だからこそ、現場で経験を積みながら、
その時点での「最適解」を考え続けていきたいと思っています。



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