〖女性中小企業診断士のCanvaでSEO検証2〗Canvaサイトは検索に出た?半年ウォッチしてみた正直な結果発表

CanvaサイトのSEO実験、その後です
こんにちは。
女性中小企業診断士・ITコーディネータのはるこです。
東京多摩エリアで、女性起業家さんや小さな事業者さんの起業支援・Webマーケティング支援をしています。
以前、こんな記事を書きました。
前の記事では、Canvaで作ったサイトに対して、
- 検索エンジンでの表示をオンにする
- タイトルや説明文を設定する
- URLパスを整える
- Search Consoleに登録しようとしてみる
など、できる範囲でSEO設定をしてみました。
そのときの記事では、
「このあとしばらく様子を見ていきますね」
と書いていたのですが……。
はい。
ちゃんと見ていました。
ゆるっとではありますが、半年ほど、毎月検索して確認していました。
今回は、その結果発表です。
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先に結論から言うと、私は今回、Canvaサイトを検索結果にうまく上げることができませんでした。
がーん。悲しい…。
でも、これは
「Canvaはダメです」
という話ではありません。
むしろ、Canvaは大好きでメリットもいっぱい。
自分もつくるし、たくさんの人におすすめしています。
チラシも、スライドも、LP風のページも、サクッと作れて本当に便利。
ただ、今回の実験を通じて、
Canvaは“名刺代わり”や“導線づくり”にはとても便利。
でも、“検索でじわじわSEOを育てるサイト”として使うには、私はまだうまく扱いきれなかった。
というのが、今の正直な感想です。
今回ウォッチしていたサイトについて
今回見ていたのは、私がサポートしているお店のテスト用サイトです。
CanvaのWebサイト機能で作ったページで、URLは〇〇.my.canva.site
というCanvaのサブドメイン形式です。
本格的な独自ドメインではなく、Canva上で公開したサイトです。
第一弾の記事でも書いたように、最低限できるSEO設定はひと通り入れていました。
たとえば、
- お店の名前
- 地域名
- 商品の特徴
- こだわり
- 予約方法
- ページの説明文
- URLパス
などです。
「何も設定せずに公開して、出ませんでした」
ではありません。
できる範囲では、わりとまじめに設定しました。
それだけに、
「さて、Googleさんは見つけてくれるかな……?」
と、ちょっと楽しみにしていたのです。
半年ほど検索してみた結果
結果としては、
店名で検索しても、私が期待していたようには検索結果に出てきませんでした。
もちろん、これは厳密なSEO実験ではありません。
検索する環境やタイミングによって見え方は変わりますし、Googleの検索結果は日々変わります。
また、私の設定の仕方が不十分だった可能性もあります。
私の作り方、サイト構成、ドメインの使い方、外部からのリンク、運用期間など、いろいろな条件が関係しているはずです。
ただ、少なくとも今回の私のケースでは、
「CanvaでSEO設定を入れたら、店名検索くらいは自然に出てくるだろう」
と思っていたほど、簡単ではありませんでした。
というのが正直なところです。
「SEO設定できる」と「検索で見つかる」は、ちょっと別ものかもしれない
ここが、今回いちばん学びになったところです。
Canvaには、SEOに関する設定欄があります。
ページタイトルを入れたり、説明文を入れたり、検索エンジンでの表示をオンにしたりできます。
これはとてもありがたい機能です。
ただ、今回やってみて感じたのは、
SEO設定ができることと、検索で見つかる状態まで育つことは、少し別ものかもしれない
ということでした。
たとえば、お店を作るときもそうですよね。
看板を出すことは大事です。
でも、看板を出しただけで、すぐに通行人がたくさん入ってくるとは限りません。
場所、通りの人の流れ、口コミ、メニュー、外から見た雰囲気、何度も通ってもらう仕組み。
いろいろなものが重なって、お店は少しずつ知られていきます。
Webサイトも、きっと同じなのだと思います。
タイトルや説明文は、たしかに大事。
でも、それだけで検索から見つけてもらえるようになるわけではない。
今回の実験で、そこを実感しました。
Canvaはとても便利。でも、得意な役割がある
ここまで読むと、
「じゃあCanvaサイトは使わない方がいいの?」
と思われるかもしれません。
でも、私はそうは思っていません。
Canvaは、やっぱり便利です。
特に、創業初期や小さなお店にとって、
まず形にできる
というのは、ものすごく大きいです。
たとえば、
- 名刺にQRコードを載せたい
- チラシから飛ばすページがほしい
- Instagramのプロフィールから飛ばしたい
- イベントやキャンペーンの案内ページを作りたい
- メニューや料金をひとまず見せたい
- 外注する前に、イメージを形にしたい
こういうとき、Canvaはとても強いです。
きれいに作れます。
早く出せます。
自分で直せます。
これは、創業初期には本当にありがたいことです。
完璧なホームページを作ろうとして、何ヶ月も公開できないより、Canvaでまず出してみる。
これは全然ありです。
むしろ、私はかなりおすすめする場面もあります。
ただし、
「Canvaで作ったページを、検索集客の主戦場にする」
となると、少し慎重に考えた方がよさそうです。
他のツールと比較すると、Canvaの位置づけが見えやすい
今回の実験結果を、セミナーなどでお話ししているWeb制作ツールの判断軸に置いてみると、こんなイメージです。
この時はAIを活用して、Web制作を行うには?というテーマでお話しました。
1つ目は、AI活用度・作りやすさ。
どれだけ早く、専門知識がなくても作れるか。
2つ目は、資産性。
作ったページや記事が、あとから検索流入や信頼形成につながっていくか。
この2つで整理すると、Canvaサイトの位置づけが見えやすくなります。

Canvaサイトは、左下です。
テンプレート(人力)を活用してきれいに作れる。でも、検索で積み上がる資産としては弱め。
※CanvaAIもがんばってきているので、今後このマトリクスは変わることがありそうです。(2026.07時点)
一方で、WordPressなどでブログ記事を積み上げていくサイトは、作るのに少し手間はかかりますが、検索流入を育てる土台になりやすい。
ここで大事なのは、どちらが上か下かではありません。
目的が違うということです。
Canvaは、すばやく見せるための道具。
WordPressなどのブログ型サイトは、検索で育てるための土台。
このように考えると、ツール選びで迷いにくくなります。
小さなお店や創業初期なら、こう使い分けるとよさそう
今回の結果を踏まえると、小さなお店や創業初期の方には、こんな使い分けがよさそうです。
Canvaサイトが向いていそうな使い方
- 名刺代わりの簡易ホームページ
- チラシのQRコードの飛び先
- Instagramプロフィールからのリンク先
- イベントやキャンペーンの案内ページ
- メニュー表や料金表の見せ方
- 期間限定のLP
- 外注前のたたき台
こういう用途なら、Canvaはとても使いやすいです。
「すでに興味を持ってくれている人に、必要な情報を見せる」
という目的には、かなり向いていると思います。
Canvaだけに頼りすぎない方がよさそうな使い方
一方で、
- 地域名+業種で検索されたい
- ブログ記事を増やしていきたい
- Google検索から継続的に流入を作りたい
- お客様の悩みに合わせた記事を積み上げたい
- 長期的にWebから問い合わせを増やしたい
という場合は、Canvaだけで完結させるより、別の土台も考えた方がよさそうです。
たとえば、WordPressなどでブログ記事を積み上げる。
あるいは、Googleビジネスプロフィールを整える。
SNSやLINEと組み合わせる。
Canvaを入り口にしながら、検索で育てる場所は別に持つ。
そんな考え方が、現実的かもしれません。
今回の私の反省点
今回の実験、私の反省もあります。
もっとできたことは、たぶんあります。
たとえば、
- 独自ドメインで試す
- 外部からリンクを貼る
- Googleビジネスプロフィールとの導線を強くする
- Canvaページ内のテキスト量をもっと増やす
- 店名だけでなく、関連キーワードでも見ていく
- 期間をもっと長く見る
などです。
なので、今回の記事は
「CanvaサイトはSEOに出ません」
という断定ではありません。
あくまで、
私が今回の条件でやってみたら、うまく検索に上げられませんでした
という実験ログです。
ここは、正直に残しておきたいと思います。
SEOは、やってみないと分からないことが多いです。
だからこそ、こういう小さな実験の記録も、どなたかの判断材料になればうれしいです。
まとめ:Canvaは名刺代わりに便利。検索で育てるなら、別の土台も考える
半年ほどCanvaサイトを見守ってみた結果、私の正直な感想はこうです。
Canvaは、名刺代わりや導線づくりにはとても便利。
でも、検索でじわじわ育てるサイトとしては、私は今回うまく活かしきれませんでした。
これは、Canvaを否定する話ではありません。
むしろ、Canvaはこれからも使います。
チラシも作ります。
セミナー資料も作ります。
LP風のページも、必要に応じて作ります。
ただ、
何のために使うのか
は、少し分けて考えた方がよさそうです。
- まず見せる
- 早く出す
- 名刺代わりにする
- QRコードの受け皿にする
なら、Canvaはとても便利。
でも、
- 検索で見つけてもらう
- 記事を積み上げる
- 長く育てる
- Webから問い合わせを増やしていく
なら、Canvaだけではなく、別のWeb制作ツールや運用方法も考えてみる。
そんな使い分けができると、ツール選びで迷いにくくなると思います。
Canvaは悪者ではありません。
ただ、何でもできる万能選手というより、
「まず形にするのが得意な、頼れる相棒」
という感じです。
検索で育てるなら、もう少し土台づくりも必要。
今回の実験で、私はそんなふうに感じました。
関連記事:結局、どのWeb制作ツールを選べばいい?
「Canvaは便利そう。でも、検索で育てたいなら何を選べばいいの?」
という方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
Canva、ペライチ、STUDIO、WordPressなど、創業初期や小さな事業者さんが迷いやすいWeb制作ツールの選び方を整理しています。
ツール選びは、正解探しというより、目的との相性です。
「今の自分には、何が必要かな?」
そんな視点で見ていただけると、遠回りが少なくなると思います。
今後も、CanvaやWebマーケティングまわりの小さな実験を、ゆるやかに続けていきます。

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