DXってなんだろう?マーケティングと業務フローから考える小さな事業のDX

小さな事業にとってのDXについてのブログ

DXってなんだろう?小さな事業の流れを整えるということ

今年、私は二つの役割をいただきました。

一つは、デジタルマーケティングアドバイザー。

もう一つは、DXコンシェルジュ。

どちらも、小規模事業者や個人事業主の方と向き合う中で、とても大切なテーマです。

最初は、「集客」と「業務改善」という別々の支援をするのだと思っていました。

でも、現場で相談を受け、DXチームの皆さんと話をする中で、少しずつ見えてきたことがあります。

マーケティングとDXは、別々のものではなく、つながっている。
DXは、決して大きな会社だけの話でも、難しいシステム導入だけの話ではない。

と思うようになりました。


マーケティングにも、DXが必要

例えば、

「Instagramから集客したい。」

という相談があったとします。

では、どんな投稿をすればいいでしょうか。

実は、その答えはInstagramの中だけでは見つかりません。

  • 一番売れている商品は何か
  • リピートしてくれるお客様は誰か
  • 利益率が高い商品はどれか
  • お客様は何をきっかけに購入しているのか

そんな売上データや顧客データがあって初めて、

「誰に、何を伝えるべきか」

というマーケティング戦略が見えてきます。

つまり、マーケティングを考えるためにも、DXで蓄積・活用されるデータが欠かせないのです。

そもそもDXとは?

公的な定義では、DXは「データとデジタル技術を活用して、商品・サービス・業務・組織などを変えていくこと」とされています。
経済産業省施策DXページ

DXというと少し難しく聞こえますが、私は小さな事業にとっては、デジタルを使って、お客様との関わり方や仕事の流れを見直し、よりよい価値提供につなげていくことだと考えています。


DXにも、マーケティングが必要

逆に、

「顧客管理システムを導入しましょう。」

という提案も、

「何のために?」

がなければ意味を持ちません。

リピート率を上げたいのか。

問い合わせ対応を早くしたいのか。

顧客をもっと理解したいのか。

新規のお客様を増やしたいのか。

目的があって初めて、

「そのためには、どんな業務に変えればいいか」

「その業務を支えるには、どんな仕組みが必要か」

というDXの話になります。

DXも、マーケティングも、スタートは同じ。

「何を実現したいのか?」

という目的なんですね。

あれ?

DXって、システムを入れることだと思っていました。

ハルコアラ先生

そう思いやすいですよね。

でも本当は、

何を実現したいのかを決めて、仕事の流れを整えること。

そのために必要なら、デジタルツールやシステムを使う。

そんな順番で考えると、ぐっと身近になります。


真ん中にあるのが、仕事の流れ(業務フロー)

今回、私が一番大きな学びだったのはここでした。

目的が決まっても、

そのままでは現場は動きません。

例えば、

「問い合わせを増やしたい。」

という戦略があったとしても、

問い合わせが来たら誰が対応するのか。

どこへ記録するのか。

顧客情報はどう管理するのか。

次の提案やフォローはどうするのか。

そこまで考えて初めて、戦略は実行できます。

その橋渡しをしてくれるのが、仕事の流れ(業務フロー)です。

私は以前、業務フローは「業務改善のために描くもの」というイメージを持っていました。

でも今は違います。

業務フローは、戦略を現場に翻訳する設計図。

そんなふうに考えるようになりました。

目的・戦略
なんのためにやるのか?
仕事の流れ(業務フロー)
仕事は今どうなってる(ASIS)?どう変わるとよい(TOBE)?
データ・仕組み(システム)
何を記録する?どう活用する?仕組みは必要?
実行・改善
実行して、成果・声・データから見直す

実際には、この流れは一方向ではありません。

お客様の反応が見えるから、発信が変わり、

発信が変わるから、問い合わせが変わり、

問い合わせが変わるから、仕事の流れも変わっていきます。

この循環を少しずつ整えていくことが、小さな事業にとってのDXなのだと思います。


まとめ:DXは、仕事の流れを整えていくこと

マーケティングとDXは、どちらが先でも、どちらが主役でもありません。

大切なのは、

何を実現したいのか。

そして、その目的に向かって、

仕事の流れを整え、

必要な情報を記録し、

デジタルの力も使いながら、

その結果をまた次に活かしていくこと。

DXは、難しい言葉に聞こえるかもしれません。

でも、小さな事業にとっては、

お客様に価値が届き、続いていく仕事の流れを整えること。

そんなふうに考えると、少し身近になるのではないかと思います。

私自身もこれから、

「何を導入するか」ではなく、

「何を実現したいのか」から考えること。

そして、その目的を仕事の流れや仕組みに落とし込むこと。

そこを大切にしながら、支援していきたいと思います。

お気軽にお問い合わせください。
LINEからも最新情報やセミナー案内をお届けしています。
ぜひご登録ください✨